はれてまりの「はれ」は、
遠野物語を書いた民俗学者柳田國男さんの言葉「ハレとケ」から来ています。
日本人は農耕民族で日常を意味する「ケ」の中で生きています。
ただその「ケ」が続くと、心が「穢れ(けがれ)」ていく。
そのような生活の中で「ハレ」が必要だと説いています。
晴れ着、晴れ舞台、天晴れなど
つまり心の栄養が時々訪れることで、けがれがまた「ケ=日常」に戻っていくというのです。
そのような思いを「はれてまり」には込めています。
それは、元来ハレの日の贈り物として使われていた手毬だからこその名前。
日常(ケ)のなかにも、
ささやかな幸せや小さな感謝がたくさん溢れています。
そんなうれしさのひとつひとつを大切にしたら、
たくさんの感激にあふれた毎日に。
#てまりのある暮らし で、
そんなハレの時間を
職人さんやお客様と一緒によろこび、
つくりあげていくお手伝いができたらうれしいです。
そのために、
はれてまり工房ではてまりを中心とした様々な取り組みを行います。